皆さん旬について考えましょう。
「はしり」、「旬」、「名残り」
「はしり」、「旬」、「名残り」、とは、和食の言葉で
「はしり」、は出始めの食材や初物を食べること、季節を先取りしたもの。
「旬」は、食材の一番美味しい時期。
「名残り」は時期が終わる頃と言われています。
竹崎牡蠣「ゆり姫」の旬はいつですか?と聞かれると、個人的な見解としては
「はしり」・・・・・・12月上旬
「旬」・・・・・・・・12月下旬 1月 2月 3月
「名残り」・・・・・・4月 5月
かなと思います。
12月上旬は「はしり」の時期で、美味しいですが、まだ旬には少し早いかなと思います。(個人的には小振りであっさりしていて大好き)
牡蠣に関わる飲食店様やリピーター様、等に早く出品してとせかされる時期ですが、やっと冷え込んできて牡蠣が一年で一番成長する時期です、まだまだ大きく育ててから摘み取りたい欲張りな生産者の私もいますが、首を長くして待っておられる皆様のために早めに生産しております。
年が明けて1月ぐらいからさらに美味しくなってきます、この頃になると牡蠣も更に大きくなります。
食材には「はしり」、「旬」、「名残り」、全て美味しい旬を表す言葉です、素晴らしい日本の表現だと思います。
3回旬があってそれぞれを楽しみましょうという言葉です。
毎日、海で漁をしてますが特に蟹などはコンディションが違います。取り扱いが非常に難しい食材です。
牡蠣も海の環境等で毎年生育状況が変わります。
「でもプロなんでしょ?」
そうです。プロが誇りをもってやっております。牡蠣も蟹も地元飲食店でも味わえないくらい圧倒的鮮度が私の企業理念です。
売れ残りなんて販売しません、欲張って取り置きしません、在庫はその日のうちに仲買、市場等に
卸します(仲買、市場等にも失礼になるので)それがポリシーでやっております。
自船で蟹が獲れた時、もしくは獲れる自信のある時のみopenしています。
漁師が一般の方に一発勝負でお渡しする天然食材。または養殖牡蠣。
ただならぬ緊張感で出荷しております。
どうか「旬」を理解して頂き一年中又は毎年、同じ味、同じサイズではない事、いかない事をご理解いただきたい。
「去年の3月の牡蠣と違う」とか「去年の竹崎蟹は卵一杯はいってたのにー」とか色んなクレームも正直、数十件に一度きます。
ほとんどの方は「はしり」「旬」「名残り」の説明で納得してくれます。「益々ファンになりました。」とかありがたい話です。
先日11月に発送したお客様よりクレームを承りました
・「牡蠣の一個数のグラムが表記より小さかった、全て写真に収めた、レビューに書き込む」
あくまでも目安です。 昨年そう言う問い合わせが一番多かったので良かれと思い商品説明に掲載してます。
・「なにあの男の口の利き方」
漁師がクレームに一生懸命説明、」謝罪しようとしたら方言込みでこうなります、本気なんです。漁師が牡蠣を作ってます。
デパートのお洒落な店員ではありません。ドラマ ファースト ペンギンに出てくる堤真一みたいなおじさんがあのまんまみたいにやってます。
電話を途中で切られ、妻が翌日約1時間のクレーム対応で後日、時期をずらして再発送するということで事なきを得ましたが、ここまで生産者は弱い立場なのか?そこまでレビューの低評価にビビらなければなならないのか?
うちの商品で良かったというお客様どうか高評価で埋め尽くしてください、直接のメッセージではなくレビューで。
sns等よりレビューが助かります。50~100件程に必ず一件程こういうクレームが来ます。
最近思うのは 今、話題のドラマ「ファーストペンギン」に出てくる「お魚ボックス」みたいな物はその辺を理解されている料理人に販売した方がいいのかな~?と
個人販売してますとお客様の「美味しい」「最高」がダイレクトに聞けて楽しいですけど・・・
良かった時もレビュー等で励まして下さい。!(^^)!
宗徳丸
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